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  COPYRIGHT(C)1998-ARAKAWA KATSUMI,SAIDIA FURAHA wo SASAERU KAI & Hikari Miura ALLRIGHT RESERVED. Illustration by Jin Kawaguchi. 禁無断転載  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
2014年5月20日「ビヨンボ No.127」

「壁画制作」

5月7日、ワークキャンプで中島さんが訪れ18日まで滞在。 中島さんは今年2月にも一晩日本人の友人と訪れていたので、 施設の子どもたちは見知っていて喜ぶ。

それに中島さんは以前、日本で衣服製作の仕事をしていたので、 縫製工房のほうも手伝っていただく。

5月13日、男子大学生のTさんも訪ずれ、3泊してゆく。 それでこの日からダイニングでの晩は これら2名の日本人と子どもたちでにぎやかになる。

5月14日午後から、これら2名の日本人と子どもたち、荒川で、 幼稚園・小学校教室のトタン壁に、ペンキで絵を描きだす。 この壁画制作は3日後の土曜日まで続く。

5月15日の晩はダイニングで子どもたちがこれら2名の送別会をする。 これら2名と歌ったり踊ったり、写真を撮りあったりして楽しむ。

5月18日には築地さんが凛ちゃんとともに訪れ、 中島さんが日本へ帰る前に縫製工房のことで、直前ミーティングをする。 この日はナイロビにあるキリスト教会のユースグループ50名が訪れる。 これらユースグループに子どもたちは遊んでもらったが、 終始ユースたちのエネルギッシュさに圧倒されていた。

この前日にプロジェクト近くのサバンナで、 ムンギキ(ケニアの暴力団)同志による抗争で敗れた者たちが 殺害されて埋められていたのが発見され、 この日は警察が動員され、道路警備が厳しかった。

それでこのユースたちのうち3名がプロジェクトに着く前に警察に拘束され、 カルリ園長はあわてて警察へこれらユースの3名を引き取りに行ってきた。

(写真・壁画を描き始める 5/15)

幼稚園・小学校の子どもたちが帰った後の教室の壁に、 ワークキャンプのAさんの監督のもと、ペンキで絵を描く施設の子どもたち。
子どもたちはみんな日ごろ自由に絵を描いているので、 ペンキの筆を持っもすらすらと筆を運ばせていた。
やはりこういう絵はみんなで楽しく自由に描くのがいいと思う。

(写真・駆けっこ 5/17)

午後から幼稚園・小学校児童合同の体育授業で、 一生けんめい駆ける小学校1年生たち。
順番に2名づつ駆けていて、 他の子どもたちは直射日光のところにいると暑いので、 日陰に入って声援していた。
すぐ後ろの水色の扉の建物は施設子ども部屋で、 左の茶色い建物は子ども用トイレ。

(写真・完成まじかの壁画 5/18)

幼稚園・小学校の教室外側の壁ペンキ絵描きに没頭する子どもたち。
(絵の中に子どもが紛れ込んでしまっている)
土曜日、施設のほとんどの小学生の学校が休みなので、 午前中にみんなで一気にペンキ絵に取りかかる。
それで、この夕方にはかなり完成に近づいた。

手前のシーソーは作られてから15年。
子どもたちにしょっちゅう壊されて、そのたびに溶接でつなぎ合わせているので、ところどころに微妙なゆがみができている、芸術的作品です。

(写真・ユースグループの訪問 5/19)

晴天の日曜日、ナイロビのユースグループの訪問がありました。 たくさんの衣類などの寄付をいただき、礼拝を行いました。
終始、元気いっぱいの若者たちの笑い声に包まれ、 サイディアの子どもたちも楽しく過ごしました。
集合写真は、今年から新たに始動した、 キテンゲラフラハアカデミー校舎の前で行いました。
日本からのボランティア、Nさんのご協力により描かれた壁画が、 ちょうど完成したところです。