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  COPYRIGHT(C)1998-ARAKAWA KATSUMI,SAIDIA FURAHA wo SASAERU KAI & Hikari Miura ALLRIGHT RESERVED. Illustration by Jin Kawaguchi. 禁無断転載  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
メール『ビヨンボ通信』 2023/7/14

『砂漠のようになってしまったサイディアフラハの敷地』

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   荒川勝巳・サイディア・フラハ便り

    メール『ビヨンボ通信』 2023/3/3

『砂漠のようになってしまったサイディアフラハの敷地』

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(3/3)
『砂漠のようになってしまったサイディアフラハの敷地』
今年になってからまったく雨が降らず、敷地に草がなくなり、
砂漠のようになってしまいました。
昨年の前半から雨がほとんど降らなかったのですが、
それが今もって続いているのです。
それで今は晴天で風がいつもふくようになり、ときどき砂埃が舞ってっています。
背の高い木は根が深いせいか、まだ木の葉を保ているのですが、
低木は葉が枯れ落ちてしまいました。
だからいつも手洗いなどで出た排水を子どもたちや私どもスタッフがまいています。

この状況は敷地の外もそうで、道には草も生えていません。
少し生えていても、放牧のヤギや牛が来て食べてしまいました。
朝晩は水タンクを持って水売り場に人々が集まっています。
井戸水20リットルタンクで6~7円、蒸留水で同じく17~20円程度。
これがロバの引く水運搬車に頼むと、その2~3倍の料金になります。

サイディアフラハでは5000リットル入りのタンク車にきてもらって
、 その水を3つある置きタンクに入れてもらています。
2200円で10日間持ちます。

それらの水は台所の炊事、施設の子どもたちの行水、洗濯、
学校の教室の床掃除、手洗いなどに使っています。
それで出た排水を低木への水撒き用に使っているのです。

[写真] 私がつけているマスクはコロナ用ではなく、
防塵よけ用のマスク(使用しているマスク自体は同じなのですが)。

      サイディアフラハ 荒川勝巳